第三区祇園大蛇山について。

現在、大牟田には数多くの大蛇山があります。 その中でも古くから大牟田にある、六地区の大蛇山を特別に「祇園六山」と呼んでいます。 第三区祇園はその中の一つで、大正町お祭り広場に面したところに位置しています。 第三区祇園は、いままでの伝統を重んじ、祭りを行なうにあたっての「しきたり」はきびしく、やさしいものではありません。しかし、その中で育ってきた子供達をはじめ大人達まで、その統制のとれた姿はきっと、見る人たちに何かを感じさせる事が出来るでしょう。
特に三区独特の山の運行方法などは、統制のとれた三区祇園ならではのものとなっています。
その活気、活力、真剣な表情は大蛇山のもうひとつの楽しみ方だと思います。
大蛇山を見に来られた際は、ぜひ、山に関わる男達の表情を楽しんでください!


大蛇山の製作

第三区祇園の大蛇山は毎年5月のはじめから製作を開始し、毎日、10〜15名の人手により、約2ヶ月と3週間の製作過程を経て、大蛇山が完成します。 第三区祇園では、昭和56年から大蛇山の自主制作を開始し、伝えられてきた伝統的な製法に新しい技術を加え、年々その技術を研ぎ澄ましています。
平成6年からは、高校生、中学生主導による子供大蛇の製作も行なわれ、次の世代への技術の継承も行なっています。

第三区祇園の見分け方


それでは、第三区祇園大蛇山の見分け方です。

一、 のぼりに「第三区祇園大蛇山」と書いてある。

二、 三角形が特徴のハッピを着た人がたくさんいる。

三、 大蛇山に詳しい知り合いが、三区を発見したので教えてもらった。


と、祭りに来た時に、「あ。あれ、三区でしょ。」と感じて頂けたら幸いにおもいます。 それでは、今年も大牟田夏祭「大蛇山」で会いましょう!

 

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